Webマーケティングの基礎 9.何を見せたいのか?

0907aac90a112c0a662f7f6b71795063_s
こんにちは♪

今日は、「何を見せたいのか?」についてです。

「誰に見せたいか?」をさらに掘り下げて考えると、自然と見えてくるのが、「何を見せたいか?」ということになります。

誰に見せたいか?を想定できることから導き出し、その人たちに何を見せるのかを考えていく訳です。
まちの小さな学習塾があったとします。

この学習塾は、多くの優秀な生徒に来てもらいたいと思っています。

より多くの生徒を有名校に進学させたいためです。

そのため、有名進学校へ合格できるということをサイトでアピールします。

しかし、この場合、サイトを閲覧して決めるかどうかは、親と子供の2種類の人が関わっていますので、2種類の視点があります。

誰に見せたいか?で導き出されたターゲットユーザーは親と子供の2者とします。

その2者はそれぞれ考えていることが異なります。
★親が気になること ・・・授業料・進学率など

★子供が気になること ・・・カリキュラム・授業時間
有名進学校輩出率をアピールするだけのサイト内容だと、親はこの学習塾を気に入ったとしても、
子供は気に入らないからいかないということにもなりかねません。

こういう、閲覧者、発信者、決定者、などの意識のズレをいかになくすかが重要です。
この意識のズレを感じると、閲覧者はほんの数秒で、そのサイトから離脱していきます。

こういった、検索してサイトにたどり着く人、それを紹介され閲覧する人、それに対して決定する人、
など様々な人が関わってくるということがわかっていただけたでしょうか。

見せ方としてはグルーピングをして
・生徒用入口
・両親用入口
などとわけたりするのも一つの方法です。
なにを見せるのか?といっても見せることはたくさんあります。
その中でも特に大切なものが、ストーリーやキャッチフレーズなどの言葉です。

画像が持つ力は大きいですが、画像だけでは説得力がありません。
画像プラスアルファ、言葉の力が必要となります。
誰に見せるのか?ということを掘り下げ、最終的にターゲットユーザーを導き出し、仮説する。
そして、そのターゲットユーザーに対して、ストーリーと多くの整理された情報を見せる。
さらに、キャッチコピーなどで惹きつける工夫をする。
ということです。

この流れと検証修正を繰り返しながら、より効果のあるサイトづくりを目指していきましょう。

読んで頂きありがとうございました☺